日々の生活や仕事のモチベーションを維持するため、私の中で「旅行」は大きな要因の一つです。しかし、コロナ禍で海外はおろか国内旅行にさえも行くことができず、モチベーションは下がる一方でした。

この旅行欲をどう発散させようか…と考えた時、以前から興味のあった「世界遺産検定」を受けてみよう!そう思い立ち、昨秋、世界遺産検定2級に挑戦してみました。

昔に比べて記憶力もだいぶ衰えてきているので、多少の不安はありましたが、学びながら旅行気分が味わえ、ワクワク楽しみながら勉強を進めていくことができました。

世界遺産とは何かから始まり、世界遺産に登録されるまでの過程や、それぞれの国の歴史や文化など、今まで知らなかった世界遺産の背景を知ることができ、より世界遺産が、そして旅行が好きになった気がします。

この先いつになったら安心して旅行ができるようになるか分かりませんが、今後の旅行はこれまで以上に楽しめる、そんな気がして、早くその日がやってこないか待ち遠しくて仕方ありません。
これで私のモチベーションも当分は維持できそうです。

ちなみに試験の結果はというと…見事一発合格です!
やりました!!!

今月の7/16(金)~7/31(土)には、世界遺産に関して審議を行う世界遺産委員会が開催されます。
通常は一年に一度の開催なのですが、昨年コロナウイルスの影響で開催が延期になったため、今年は2年分の登録審査を行います。
日本からは、自然遺産で「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」、文化遺産で「北海道・北東北の縄文遺跡群」の2件の新しい世界が誕生する見込みです。
登録決定の嬉しいニュースが聞けることを今から心待ちにしている所です。

最後に世界遺産クイズ!!

Q.世界で最初に世界遺産を持った国はどれでしょうか?

(1)イタリア共和国
(2)アメリカ合衆国
(3)エジプト・アラブ共和国
(4)ギリシャ共和国

答えは ...

(2)アメリカ合衆国
1978年にアメリカ初の国立公園である『イエローストーン国立公園』と、アメリカ先住民の住居の『メサ・ヴェルデ国立公園』を世界で最初に世界遺産登録しました。