絵やアートを鑑賞するのが好きなのですが、見に行こうと思っていると会期終了している
なんてことがあり残念になります。

今年は、沢山見たい展覧会があり、今の時点で5展覧会程に行きました。
どの展覧会も素晴らしいものばかりで心が豊かになります。

先日、『山下清展』に行ってきました。
山下清生誕100年ということで、開催されています。
私が小学生ぐらいの時に地元で山下清展が開催され、母親に連れて行ってもらい
初めて絵画というものに触れ、子供ながらに感動したのを覚えています。
私の絵画好きは、ここから始まったのかもしれません。

山下清といえば、『裸の大将』
ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
芦屋雁之助さんが山下清を演じ、ドラマをやっていて、
ほのぼのとした風貌、話し方といい癒し系だなと思い楽しんで見ていたのを覚えています。

驚いたのがドラマの中では、放浪の旅先で、見た景色をスケッチし描いているのですが、
実際にはスケッチやメモもとらず、画材も一切持たず、リュック1つで、
(中に入っていたのはゆかた・着物・犬の護身用の石ころ5個)
放浪の旅を終えると記憶をたどり製作にあたったという驚異の記憶力も持ち主だったようです。
私なんか、5分前のことすら記憶がない時があるのに。。。

色彩豊かで、繊細、貼絵というよりかは、油絵を見ているかのような、なんとも懐かしい気持ちにさせられる作品ばかり。30年ぶり?!に拝見しましたが、色あせることなく、昔見た感
覚とはまた違った気持ちで見ることができました。
次はいつ見れるかわかりませんが、画集や映像で見るよりやっぱり本物ってすごいなー
おばあちゃんになっても展覧会にいけるように、足腰鍛えて元気でいなければですね!!