つい先日までは残暑が残る暑さでしたが、途端に冬に近いような寒さになりました。

寒さが一旦引いた休日に、先日開園60周年を迎えた【東京都神代植物公園】に行ってきました。
このブログをあげてる頃には、散ってしまっている可能性がありますが、現在バラとダリアが見頃です。

この植物公園には、ソメイヨシノの代替品種である【神代曙】の原木、開園50周年を記念として平成21年の新品種コンクールの金賞受賞花につけられた【クイーン・オブ・神代】を見ることができます。

春のバラは剪定されているのですが、秋のバラは割と自由に咲いているので、中には身長以上に伸びているバラもちらほら。
とてもいい香りのバラもあるので、見るだけではなく、香りも楽しむことができます。

バラ園からは深大寺に抜けることができるため、そのまま深大寺へ向かうことができます。
その前に、必ず寄るのが【深大そば一休庵】さん。
こちらでは十割そばを頂けるだけではなく、蕎麦団子を店に入らなくても、外で食べることができます。
みたらしとゴマの2種類から選択し、注文してから焼いてくれるので、温かいお団子を頂くことができます。

深大寺では、おみくじの元祖である元三大師を祀られているお寺です。
凶の確立が高いと言われている浅草寺と同様に、こちらの深大寺でも、凶の確立は高いです。
幸いにも凶を引かずに済みましたが、割と痛いところを突かれた内容でした(ご想像にお任せします)
国宝・銅造釈迦如来倚像が釈迦堂にいらっしゃるのですが、東京国立博物館で現在開催中の【伝教大師一二〇〇年御大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」】にて、秘仏・元三大師像と共に展示されているため、見ることができませんでした。
その東京国立博物館「出開帳」記念で、元三大師胎内仏「鬼大師」が205年ぶりに令和3年11月3日~11月21日の期間限定で深大寺の釈迦堂にて御開帳されます。

なかなか見られない秘仏になりますので、ご興味がある方がいらっしゃれば、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。