今年も早10月、振り返ってみてもコロナ禍で自宅と会社の往復の毎日、仕事もコロナ対策、コロナ関連で時間を費やしてきたように思う。
そんな中で、1月キジバトが自宅のグレープフルーツの木に巣を作った。
昨年夏にも同じ木に巣を作り、孵化したところまでは確認できたが、カラスにでもやられたのか、いつの間にか親子共々いなくなった。
今回は成功して欲しいと願いながら、休日に巣を眺めるのが楽しみになった。
2月に雨、雪、風、寒さにも耐えて2羽の雛が誕生。日に日に成長し、巣からはみ出すほどの大きさになったある日、突然巣から飛び出し、家の周りでウロウロするようになった。
朝、玄関に出ると2羽が急に飛び立ちビックリさせられたり、日向ぼっこをしている姿に和まされたが、数週間もすると完全に巣立って行った。
そのあと5月には隣にあるのハクレンの木から、7月には同じグレープフルーツの木から雛が巣立った。そして9月になってまた同じ巣で卵を抱いている。
近年、周りに有った林も住宅化し、我が家の小さい庭にある木に巣を作らなければならないほど木々は無くなった。キジバトは人を天敵から守ってくれる存在と考えているのか、人からは見えるが、カラスなどの天敵からは見えない、そして雨にもあたらない枝に上手く巣を作り、人間と共生しているように思える。
今回も木の枝を切るタイミングを逸し、木の葉っぱはボーボーになり、これからの落ち葉処理を考えるとゾッとするが、無事に巣立っていくのを楽しみにしている。