7月も早半月が経ち、いよいよ夏本番になってきました。夏は暑くて食欲もなくなりがちですが、水分不足などによる熱中症も怖いですね。
私は食欲が落ちてきているときは、なるべく果物を食べて少しでも水分をとるようにしています。 成人1日に必要な水分摂取量は1.5~2.0ℓと言われていますが、そのすべてを飲料水でだけで補う事はなかなかできません。食事をすることで、栄養をとるだけでなく同時に水分補給もしているんですよね。ただ、食欲がない時もあるので、なかなか毎日必要水分量をとるのも難しい。そこで果物というわけです。

親戚のうちではその果物を何種類か作っていて、毎年売り物にできない、いわゆる規格外品のものを送ってもらっています。
その中で今の時期においしいのが「さくらんぼ」です。わたしが小さいころは、手伝いが何人も必要なくらいに沢山収穫していたのですが、今はだいぶ人手も減り、敷地面積も小さくなってしまったので昔のように多く収穫することができなくなっているようです。
それでも何箱も家に届くとうれしいものです。今年は気温上昇が早かったので、収穫時期も早くなり、6月の上旬にはすでにわが家に届いていました。初めの方に送られてきたものはまだまだ酸っぱくて、甘みもあまりなかったのですが、6月末頃に届いたものは、甘く熟していて食べごろでした。
さくらんぼは種を出したりするのが面倒だと、あまり食べない人もいるようですが、実は、高血圧予防、顔や足のむくみ解消、慢性腎臓炎を和らげる栄養成分が含まれている、などなど気になる人はぜひ食べる習慣を!
8月には桃、そのまた来月9月にはリンゴ・洋梨などなど、これからも収穫時期は続きます。暑い中農家の方々は本当に大変だと思います。ありがたくいただきたいです。

みなさんも、いろいろな方法で水分補給して、猛暑を乗り切りましょう!
7月
~さくらんぼ雑学~
一般的には、木は「おうとう」、実は「さくらんぼ」、加工されると「チェリー」と使われることが多いようです。さくらんぼとは、商品化されたものの通称(木、実ともに)とされています。
学術分野では、「おうとう(桜桃)」は木そのものや、木になっている実のことを呼び、「さくらんぼ」とは呼びません。「さくらんぼ」とは収穫された果実が商品化されたもの、「チェリー」は加工品や輸入品の呼称に多く用いられます。(あくまで概念的なものですが…)
辞書では「さくらんぼ」に「桜ん坊」という字が当てられています。
ちなみに、さくらんぼの日というものもあって6月の第3日曜日を山形県経済連では制定しているようです。