少し前のことになりますが、TVで紹介をされていた陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」へ行ってきました。
埼玉県朝霞市の陸上自衛隊朝霞駐屯地内に併設されており、入場料は無料でした。
屋内展示場では、自衛隊の歴史やオリンピック選手についての展示や、ヘリコプター・戦車・隊員の装備などが実物を用いて展示されています。
装備の着用体験ができるコーナーでは、実際に使用されている装備を背負うことが可能で、その重さには驚きました。
屋外展示場には、戦車以外の装甲車や作業用車両が展示されており、その大きさや迫力は圧巻の一言でした。
オフロード車に興味があるため、自衛隊が使用している装甲車に特に興味を惹かれ、途中からは子供より夢中になって、展示している車両の構造や、どこのメーカーが車両開発をしているかをチェックしてしまいました。
帰り際に隊員の方にお話を伺い、近年の災害派遣についての苦労話を聞くことができました。
災害支援をする中での一番の苦労は、救助活動以外で言うと飲み水の確保、トイレやお風呂などの衛生関連の確保ということでした。
トイレやお風呂は、日ごろの生活の中では特に意識もせずに、使えて当たり前のものですが、地震や大雨などで使えなくなってしまうことを想像すると大変なことだと思います。
不自由なく使えることの幸せを感じつつ、非常時への備えの大切さ、取り扱っている商品を使用する人の気持ちを考えて仕事に臨まなければいけないなと改めて感じることができました。