いつも大変お世話になっている得意先のK社さんの近くに牛めしの松屋があるのですが、ある日そこでご飯を食べてる時に僕と同じ歳ぐらいの男性が、
「バイトの面接に来ました!15時30分からの予定ですが早く着きすぎました!待たせてもらってもよろしいでしょうか?」
時計見たら14:10ぐらいだから、僕も彼がなぜこんな早く来たのか、家が遠くて早めに出たのかな?など考えてたのですが、1時間20分あるので、今から家出ても余裕だろ?と謎は深まるばかり。
すると「水だけは頂いていいですか?水だけあれば全然待てるんで!」
僕は何かの撮影かとカメラを探しましたが、普通に本気の人でしたね。
店長らしき人もおらず(多分面接時間前にくるのだろう)その人に圧倒された外国人の店員二人は端っこで待たせてあげていました。
まあこの感じじゃあ面接大丈夫かなと思いつつ現場を後にしました。
そして先日そんな事など忘れて松屋に行ったら、不自然なほどにでかい「いらっしゃいませ!」が聞こえたので一瞬で記憶が蘇り、下を向いててもあの人やっ!と分かりました。
受かっとんかい!
良かったねとほっこりしました。
仕事はその人にとって向いている仕事か、向いてない仕事かは大前提としてあると思いますが、
「あの人」の挨拶は全力でだんだん癖になってきてまた行きたいなと思ったので、採用して
大正解だったのでしょう。
なので採用した人を輝かせるもくすませるのも元々からいる僕たちにもかかっているのです。
アペイドも新しい家族が3人入りますし(2人は7月から入って来てくれました!)社員全員でフォローし輝く所をみんなで伸ばしてあげたいですね。
P.S.最後に店を出る前「しかし今日も、あっちぃーぜ」ってバカでかい声で言っていました。