11月に珍客が二名来社した。

 

一人は30年余り前になるが、前職の課長時代に部下だったS君である。

 

当時から自分なりの工夫と真面目さで成果を上げていたS君だったが、還暦を迎えた現在も関連会社で相変わらず元気に働いているようだ。

 

30年以上の時間が流れたが、会って間もなくS君は課長、課長と呼び、私はS君S君と呼び昔話に花が咲いた。久々に青春時代を思い出した。

 

数日後、今度は21年前、アペイドに入社する直前の職場でご一緒だった、年齢が一回り上の現在83歳のT氏である。

 

T氏は62歳で退職し、働いているうちは出来なかった遣りたいことを自由になった身で、現在19もの趣味(中には趣味を超えているものもある)を満喫しているようである。

 

お話の中で凄いと感じたものがをいくつか紹介すると、

 

①読書会と称し、毎月1冊の本を読み友人と議論を交わすことを20年余り続けている

②ゴルフ、テニスはコーチを付け、83歳にして向上を図っている

③書道を62歳から始めて20年以上継続中   など

 

私も昨年、古稀を迎え、随分と老人になったと実感していたが、今回の珍客により、青春だった頃を思い出し、頂いた座右の書【青春とは、心の若さである】サムエル・ウルマン著、佐山宗久訳のとおり青春を続けたいという思いを抱かせていただいた。

 

これからは自分の残っている能力と心身の衰えを上手くコントロールしながら、青春のまま『喜寿』を目指したいと思う。