ゴールデンウィークに香川県の豊島へ旅行にいきました。

豊島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島で人口も約900名程度となります。

 


「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」という書籍の中で紹介されていた、クリスチャン・ボルタンスキーの作品が見てみたくなり急遽旅行の計画をたてました。


豊島で見ることができるクリスチャン・ボルタンスキーの作品は「心臓音のアーカイブ」という空間作品のみとなります。


世界中の人々の心臓の鼓動音がデータベースに収録されていて、その無数の心臓音がランダムに真っ暗な部屋の中で響くという作品で、
まるで心臓の中に入ったような感覚で想像以上にインパクトがあり、小さい子どもだったら泣き出してしまうかもしれないくらいの不気味さがあってとても面白かったです。


また島の中の別の美術館で、豊島横尾館というところにも行ってみました。


生と死がテーマの美術館でこちらも狂気を感じる作品が数多く展示されていて正直好みが分かれると感じましたが、私にとっては非常に見ごたえがあって訪れてよかったなと思いました。


その中で「トイレのインスタレーション」という作品があり、全身鏡張りのトイレがありました。実際に使用することもできるようで、中の鏡に歪んだ自分の姿が映り、自分も作品の一部になったような感覚になれるとのことでした。

ちなみにトイレはLIXIL品でした。

 

現代アートの島といわれるだけあって、他にもたくさんの見どころがありました。

海や棚田などの美しい自然にも癒されるのでぜひ興味のある方は訪れてみてください。